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CBR1000RRのフロントフォークのオイル・シール交換
★★★★★★★★2013,4,30
フロントフォークからお漏らしが始まった。現在走行距離8900キロなのに漏れだした。
マンネン金欠オヤジとしては
自分で交換するしかないのだが、整備書を持ってないので途中で分解組み付け方法が分からなくなる可能性がある。分解の情報をあつめながら、オイルを漏らしながらも、だましだまし乗り続けていた。
そうこうしている内に前後タイヤのミゾが無くなってきた。リアタイヤからワイヤーが出てくると、峠はおろか直線でもまったくアクセルを開けられなくなった。
時はゴールデンウィーク前なのに、これでは全く走られなくなる。
タイヤ交換ついでにフロントフォークO/Hに踏み切った。

倒立フォークの構造が理解できていないこともあり不安イッパイだが、とりあえず分解、確認しながらの
チャレンジとなった。
リアタイヤからワイヤーがでてきた。両サイドのゴムが残っているので、車体を傾けるとグリップする。直線だと滑るという妙な感覚だ。でも滑っている状態から車体を寝かしこむのは、なんだか勇気がいるものだ。 フロントフォークからのオイル漏れ。左右同時期の現象なので、シールの経年劣化による現象なのかもしれない。漏れつつ走るのは気分的にも重いものがある。画像のようにタオルを巻き付けての走行を繰り返していた。
※用意しなけれればいけないもの
シール類の新品パーツはもちろん、オイルなど。 油面を計る道具。アルミパイプはホームセンター\178 注射器はアストロにて\280。合計:¥458  後は加工品。スポイトと洗濯ばさみで十分なのだが、そこはそれ、注射器で吸い上げるのをやってみたいってことで。 
次にコレだ。スプリングカラーを押し下げるもの。写真は途中で作り直したものだ。アルミのL型を切って加工したもの。もちろん廃材で、以前に屋根廻りに使ったもの。右のはカラーを止めておく為に加工したが、結局使用せずとも交換ができた。材料はテレビを分解したときに外した放熱用アルミ板。 右の接着剤のようなものは、ネジロックのようなもの。ホームセンターに売っている安価品。効果はまったく不明だ。気持ちてきに・・・。
※いざ、作業開始だ〜っ
フォークの上部を緩めておく。もちろん作業前にはプリロードアジャスタなどの締め込みの回転数などを記録しておく。32oのボックスなんて普段使わないので、持ってない。仕方なく近所のバイク屋さんにお借りする。ちなみに右写真奥のタイヤはバイクやさんから2部山程度のタイヤを頂いてきたしろもの。CB1300に履いてたもので、リアのサイズは異なるがゴムであれば良しとしてCBRに装着予定だ。
緩めついでに引き抜いてみる。白いスプリングカラーが見える。苦労を予感させるシロモノだ。 フォークを車体から取り外す。
スプリングを縮めないと「ボルトフロントフォーク」(金色のヤツ)が外せないことがわかる。金色のトップ部を引き上げてみるとナットで連結されている。これを緩めて外せば抜ける可能性が分かったので、写真のような井形状の治具を製作した(最初に制作のモノ)。で、いとも簡単に外すことができた。 簡単に思いついて製作したカンジだが、実は仕事をしながら数日間考えた結果である。白いカラースプリング(プラスチック?)には穴が2つ開いており、ここに爪を差し込んで下げるのだ。というか実際には上げるのだが・・・。
先ずはダストシールを落とすのに、アウター、インナーのチューブにキズを付けたくないので、色々と試してみる。使い勝手が良いのは、やはりスクレーパーだった。
リングストッパーを外す。 インナーを引き抜く。何度かガツンガツンと力任せに引くと外れる。
外れたインナーチューブ。右からブッシュスライダー、ブッシュガイド、リングバックアップ、シールとなる。 今回はダストシール、オイルシールのみ交換することとする。
全パーツを並べてみる。で、洗浄だ。 とりあえず外せるパーツは外してみる。グリースを塗って元に戻す。
組み付け作業
組み付ける。 シールを入れるのにビニルテープを使ってみた。やはりサランラップが簡単かな。
シール類にグリスを塗る。
フォークボルトを締める。 オイルを入れる。オイル量などはホンダへ問い合わせる。油量466+-2.5CC
オイルの油面をはかる。05モデルは90o。 自作のオイルレベル測定器を使って90oに設定。
オイルのエア抜きを行う。アウターの口を手で塞ぎ数回ストロークさせる。
フォークダンパーを10回ほどストローク。
スプリングを縮める。
問題発生 いくらスプリングを縮めてもフォークダンパーの頭が出てこなくてフォークボルトを止めることが出来ない。これで二日間悩む。悩みながらカラースプリングを下げるために作った井形を再度加工する。その意味はチューブアウターの外径より井形の幅を広げてさらにスプリングを縮めることを目的とした。結果は原因が別にあって、意味の無い追加加工となった。
スプリングを縮めるのに井形とチューブアウターが干渉して有る程度から縮まらなくなった。 最終加工を施して横幅を広げた井形。
原因判明 白いスプリングカラーの上にあるプレートスプリングアジャスターというものが一つ見つからないことに気づく。スプリング自体は目一杯縮んでいるようだが、フォークダンパーの頭の位置は相変わらずスプリングの中だ。ってことはプレートスプリングアジャスターがスプリングの下に落ち込んで噛み込んでいるのではと思い、針金をつかってチューブの中を探ってみた。案の定、引っかかって出てきた!!。こいつが邪魔をしてダンパーの頭がスプリングの上に出てこなかったのだ。酒を飲みながらの作業だったので、チューブの中に落としていたのを気づかずにいたようだ。で、一件落着となった。3日間(夜のみ)の格闘だった。
チューブの中に落ち込んでいたプレートスプリングアジャスター この次にスプリングをセットする
井形をセットする。 プレートスプリングアジャスターを取り除くと何の苦労もなく取り付けできた。
全体像はこんなカンジ。木のアングルも廃材利用 グリスを塗って完成
フォークボルトを締める。片方はすんなり締まったが、一方は共回りして締らなくなったので、インパクトをバイク屋さんで借りて締め付けた。 ようやく完成。
実際の作業の大半は治具の製作に時間を費やした。終わって見れば以外と簡単な作業のだが。

F・フォークO/H後の感想は,幾分なめらかになった印象。セッティグをノーマルに戻したこともあるが、峠のゼブラゾーンなどでも追従性は良くなった気がする。

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