TOPINDEX

スズキレッツ再生記録 No.2 2006.10.21〜23

 65ccボアアップキット組み込み作業
どうせならと、ガツンと65ccのピストンキットを組み込むことにした。

購入部品 製品 金額
65CCボアアップキット 正体不明 \8500-
メインジェット京浜丸形小 KITACO No.63 \472-

素人が分からないながらも趣味として行っております。
失敗談としての参考にはなっても、技術的な参考にはなりません。
back

台湾製と思われるボアアップキットを購入。キット価格8500円に送料プラスで約9千円チョット。安いがコレが却って高く付いたりする可能性もあり。しかし、先年台湾へ行った折り、ミニバイクが相当数走り回っていたので、以外と大丈夫かと判断。

シリンダ。バリが残っているので、丁寧に削り取る。この辺りの製造が雑いのかも知れない。

ピストン。エキゾースト側を示す↑のマークが無い。

ピストンリング。極めて安っぽい印象。

付属のガスケット類。

よく見ると結構バリが残っている。

エキゾースト側。

適当にバリを除去し終えたことにしておこう。
シリンダーのバリ取りは、ヤスリ、紙ヤスリなどなど、使えるものは総動員。
ピストンリングミゾの面取を行っておこう。

面取は行わないより行った方が、リングの逃げができて良いらしい・・。固着を防ぐのが目的・・・らしい。エキゾースト側約90度を0.3ミリ削るとマル・・・らしい。

△のオイルストーンを持っていないので、取りあえず手元にあったオイルストーンらしき砥石でコリコリ。
0.3ミリって・・・なぁ。これも適当。
エンジンを下ろす。

新たなシリンダーとピストンの用意が出来たところで、組み込み開始。まずエンジンを車体から外す。

ワイヤー位置を忘れないようにチェックしておこう。
シリンダーを外す。

シリンダー前から。

上から。

一応カバーを外して確認。
ピストンの状態を確認
6500キロを走ったピストン。どうも一度、転倒したときに、オイルホースが外れ、オイル切れをおこしたらしい。クランク付近は大丈夫みたいである。その内、クランクベアリングの交換作業にも挑戦しょうと思っている。
50CCと65CCの違いを確認。

左が65CC。その寸法の違いは歴然

シリンダーの比較。右が65CC。

横から。

上から。
組み込み

ピストンリングを装着後組み込み。んっ、スタッドボルトは外さなくて良い事にこの時点で気が付く。この辺が未経験者の浅はかさ。

気を取り直して、作業を進めることに。
スモールエンドベアリングと呼ばれるコンロッドの先端に入っているベアリングを確認して、オイルを塗り込む。あとピストンピンやピストンリングなどにもオイル塗布。

簡単だと思っておった、ピンクリップリングの装着。片側は先に着けておくのだが、総てがうまくいかない。外した50CCの純正品だとペンチなんかで簡単脱着が可能なのだが、さすが?台湾製、なんとも頼りない。その上、ペンチでリングを挟んで装着しようとしたら、「ピ〜ン!」という音と共に何処かに飛んでいった。はれ〜ぇ!・・。作業が部屋の中なので安心はしているのだが、最終、コレを二回繰り返し、飛んだピンを探すのに都合2日も掛かった。二回目に飛んピンを見つけた位置は、なんと、和室のカモイの中だった・・汗。
結果、幾度もトライとエラーを繰り返してキズだらけとなったリングを無理に装着。う〜ん、きわめて不安。

次にスタッドボルト装着。外さなくても良いのに外してしまった。よくある整備解説には、通常ではスタッドボルトを外すと記載していたばかりに、なんの疑いも持たず取り外してしまった。ダブルナットで簡単に外したのはよかったのだが、逆にねじ込む時に失敗をやらかした。
ボルトをゆるめる際、締め付け強度は感覚的に確認したのだが、いざ締め込む際になって、なんだか頼りなく感じて、少しだけクィッと増し締めした。あっ!、クルクル・・・抵抗感がない!。やってもたぁぁぁ。どの程度、締め込むのかを経験者に確認すべきであった。
仕方がないなぁ〜。しばらく考えたあげく、エポキシでいこう!!。なんとかなるやろ。ボルトにエポキシを付けてユルユルねじ込む。結果、エポキシは二本に着けることになった。つまり同じ過ちを2回もしたわけである。

作業を進めていこう。おっと、ガスケットを装着するのを忘れてた。。

ヘッドオン!。ピストンを回してみる。クルクル・・カツッ・・あれれ、回る気配なし。よく見ればヘッドにピストンが当たっているではないか。このパーツのうたい文句にはノーマルヘッドを装着と書いてあった。しかしまぁ、よく考えて見ると、ピストン径が増しているのに、そのまま装着できる筈はないわなぁ・・悲。
以後、販売に際しては「ノーマルヘッド加工」と書くべきでしょ。
ヘットの加工!。

思わぬ追加作業が入ってヘッド加工。やったことなし。どうすりゃいいの。。先ずはピストンが当たる部分を無くせばよいとのことで、当たりそうな!?部位をビール片手に削ってやることに。

以前に買ったまま、一度も使用していないドリル用砥石セットがあった。確か量販店で500円ほどだったか。これで「メンケン、面研加工じゃ〜!」と削る。砥石も減る減る。しかしまぁ、我ながら仕事が雑い。総てが目測。跡は紙ヤスリで磨いて何となくキレイって状態で完了。

一応、ヘッドを着けて、ピストンが当たらないことを確認。パコパコ、いうてます。ふぅ〜。
次にキャブレターなどを装着して、車体とドッキング。

今回キャブレターのメインジェットをノーマルの#68から#78に変更。どうして#78かは、ショップにソレしか無かったのだ・・悲。あとは売り切れ状態。
爪楊枝のようなジェットニードル位置を、標準位置の下から二段目から最下位に変更する。コレも適当。
しかしパイロットジェットに関しては、標準の#40に対して汎用品が無かったため、そのままとした。
この時点で、2サイクルオイルを抜こうと、ホースからペットボトルに移すことにした。時間が掛かるのでそのまま放置していたら、ペットボトルが倒れてブルーシートの上はオイルの海になってたのだ・・・・・ひや〜っ、汗。

今回、車体色をブルーに変更しようと思ったが、やっぱし止めることに。

走行距離6533キロメートル。

エンジンはすんなりと掛かった!。んで、試走。
パワーは出ているぞ〜っっと。
台湾製?のシリンダーピストンキットと思われるので、取り敢えず馴らし走行を行うことにする。
が、う〜ん、エンジンから軽い打音がするような気がする。気がしてきた!。気がするぅ。。
でも打音ではないかも知れない。でも、もし打音だったら。。
と考え出したら、ヘッドを開けて確認したい衝動にかられ、再度、ヘッドを取り外した。
幸いヘッドとピストンは干渉してなさそうであったが、もう少し圧縮比でも下げてやるかと
さらにヘッドを成形して組み込んだ。
これはエンジンが壊れるまで記録するしかないような気がしてきたので、長期レポートになる予感。
約千q後の結果・・・エンジンが終わった。2013.4
ピストンを組み込んだ時、ピンクリップリングの弱さを感じていた。予想通り、約千キロでピンリングがダメとなって、折れて噛み込んだらしい。ピストンにもキズがあった。
back

TOPINDEX

広告 [PR] お取り寄せ  バイク・車 取り寄せ 新車 無料レンタルサーバー ブログ blog 中古車ディーラー
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送